いまだ終息には至っていない新型コロナウイルス感染症。今後も第2波、第3波の大きな流行が発生するのではないかと危惧されています。それを可能な限り抑えるためにも、国民一人ひとりの地道な対策が必要です。

6月に政府からリリースされた新型コロナウイルス接触確認アプリ（略称：COCOA以下、同）は、まさにその対策に有効なツールの1つとして期待されています。

COCOAは、アプリ利用者が新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性がある場合に通知が受けられ、感染の可能性をいち早く知ることができるアプリです。これにより、本人が検査を受けることで早期の治療につながり、また、家族やほかの人への感染拡大の防止にもつながることが期待されます。

COCOAの利用に必要なことは、①アプリをインストール、②Bluetoothをオンにする、③画面に従って簡単な設定を行うだけ。氏名、電話番号などの個人情報は一切不要で、GPSなどの位置情報を使うこともなく、プライバシーに配慮された設計となっています。

COCOAの効果を発揮させるには、幅広い利用者への普及がカギとなります。自分の身を守るため、また、家族や周りの人への感染を防ぐために、接触確認アプリ「COCOA」を使ってみましょう。

新型コロナウイルス接触確認アプリ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html