平成30年7月以降、特に、大都市圏を中心に風しんの患者数が増大したこと等を受け、厚生労働省では風しんの感染拡大を防止するため、令和4年3月31日までの間に限り、これまで風しんの定期の予防接種を受ける機会がなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性を対象とした「風しんの追加的対策」を実施しているところです。
　「風しんの追加的対策」については、対象者の抗体保有率を令和4年3月までに90％に引き上げるという目標を掲げていたところ、新型コロナウイルス感染症に伴う受診控え等の様々な影響により令和4年3月までの目標達成が困難であることから、目標の期限を令和7年3月末まで延長することとなりました。

 

　令和元年度から、住民票のある市区町村から風しん抗体検査・予防接種のクーポン券が配布されておりますが、令和元年度から令和3年度の間にクーポン券を使用しなかった対象者に対し、令和4年4月以降、市区町村から一斉に配布されます。
　なお、一部の自治体については、新たにクーポン券を配布せず、配布済みのクーポン券の期限延長（紛失などで手元にない場合は再発行）による対応となる予定です。詳しくは住民票のある市区町村へお問い合わせください。

 

　対象となる従業員の方へ周知していただくとともに、定期健康診断の機会に併せて、風しんの抗体検査の実施をご検討いただくなど、引き続き風しんの追加的対策の実施率向上にご協力をお願いいたします。
　なお、風しんの追加的対策についての詳細は、下記をご参照ください。

（厚生労働省「風しんの追加的対策」掲載ページURL）
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index_00001.html